バーリン『ハリネズミと狐』読了。
ギリシアの試作の断片『狐はたくさんのことをしっているが、ハリネズミはでかいことを一つだけ知っている』を芸術家や思想家に…
プラトン、ドストエフスキーなどはハリネズミ、ゲーテ、ジョイスなどは狐、ではトルストイは?
前半はトルストイの矛盾に迫っていく描写が面白かった。後半のメーストルとの対比は小説でいえばキャラ被りで、明確な違いがあるけど、これだけで読み取るのは厳しいかな。
メーストルの世襲王制や結婚のような非合理的制度は時代を超えて生き残るが、選挙王制や自由な人間関係などの合理的制度は明確な理由もなく崩壊したというのは時代を読み解く時に押さえておきたい。