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韓国の金融機関で相次いだ不正アクセスについてまとめてみた
2026年10月1日、新韓銀行は、顧客の融資申込に関する情報が外部に流出したと公表しました。その後、他の金融機関でも情報流出の公表が相次ぎ、金融当局による金融業界全体への緊急点検の要請も行われています。ここでは関連する情報をまとめます。
### 複数の金融機関で情報流出
新韓銀行は10月1日、融資募集人向けのサービスから約2万5,000人の情報が流出したと公表した(出典: 8, 9)。その後、他の金融機関でも情報流出が相次いで明らかになった。金融当局が新韓銀行の攻撃に使われたIPなどの脅威情報を金融業界全体に共有し、各社が自社の接続記録と照合する過程で、他社の被害も判明した(出典: 31)。金融当局が10月4日の時点で侵害事案として説明したのは次の7社。*1
組織 | 公表または報告 | 対象のシステム | 流出した情報 | 規模 | 出典
---|---|---|---|---|---
新韓銀行 | 10月1日 | 融資募集人向けのサービス | 氏名、電話番号、年収、限度額など融資申込に関する情報。一部は住民登録番号(66件)と連携情報(CI、97件)を含む | 約2万5,000人 | 8, 9
KB国民銀行 | 10月2日 | 職員用モバイル業務支援システム | 顧客は17項目(顧客名、携帯電話番号、生年月日、メールアドレス、年収、総負債額、預金残高など)、役職員は7項目(職員番号、氏名、携帯電話番号、メールアドレス、所属支店など) | 顧客99人、現職と元職の役職員20人 | 1
ハナ銀行 | 10月2日 | 営業支援システム(ODS) | 住民登録番号、顧客名、住所、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、勤務先名 | 89人 | 3, 11
イェガラム貯蓄銀行 | 10月2日 | 顧客の個人情報を含むサーバー | 氏名、生年月日、連絡先(電話番号または携帯電話番号) | 約4万人と推計 | 2, 20
BNK釜山銀行 | 10月2日 | セッション検証が不十分だった一部のウェブページ | 外部委託の開発要員の氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日 | 11人 | 12
現代キャピタル | 10月3日 | 住宅ローン募集人照会ページ | 募集人の氏名、携帯電話番号、メールアドレス、住民登録番号など | 募集人146人 | 18, 19
ウェルカム貯蓄銀行 | 10月3日(金融当局へ報告) | 外部からアクセスできる経路とされる | 法人名、法人担当者の氏名、メールアドレス、電話番号 | 法人顧客の情報2,200件と推定 | 26, 27
* 項目と規模は各社が公表時点で把握した内容。
* BNK釜山銀行は顧客情報の流出はないと、現代キャピタルは一般顧客の情報流出と内部システムへの攻撃はないと説明している(出典: 9, 18)。
* イェガラム貯蓄銀行について、金融監督院は市中銀行を狙った攻撃とは異なる類型と把握していると説明している(出典: 21)。
新韓銀行の国会提出資料では、9月28日18時4分に攻撃者のIPから最初のアクセスがあったと推定され、無作為の入力で有効な顧客番号を確保して情報を取り出した。19時11分から融資申込結果など6つのサービスを集中的に照会している。9月29日9時30分に攻撃を認知し、日本、米国などのIPを遮断して一部サービスを停止したが、香港、シンガポール、ベトナム、タイ、英国など他国のIPからの攻撃が続いた。9月30日0時15分に最後のIPを遮断して攻撃は止まった(出典: 10, 24)。
他社の確認の経緯と初動は次の通り。
* KB国民銀行は9月30日に流出を確認した。対象システムとサーバーの停止でアクセス経路を遮断し、流出照会ページと専用相談センターを設けた(出典: 1)。国会議員室が入手した資料では、攻撃は9月27日23時19分から9月29日18時まで続いた(出典: 24)。同行が事故を認知したのは9月30日19時とされる(出典: 23)。
* ハナ銀行は9月30日に不正な侵入があったとし、10月2日に流出の形跡を確認して同日に該当顧客へ個別に通知した。外部IPのアクセスを遮断した(出典: 3)。新韓銀行の件を受けた点検で攻撃の試みと流出を把握し、10月2日に金融監督院へ報告している(出典: 16)。
* ウェルカム貯蓄銀行は10月3日の自主点検の過程で、ハッキング攻撃を受けて情報が流出した事実を確認し、金融当局に報告した(出典: 26)。
現代キャピタルは、攻撃を受けたのは9月27日6時37分と説明している(出典: 18)。同社の関係者は、当局から共有を受けた新韓銀行を攻撃した海外IPを確認する過程で9月27日の攻撃を把握し、10月2日午後にIPとページを遮断したと説明している(出典: 23)。
イェガラム貯蓄銀行では、9月18日に最初のハッキング試行があり、9月28日16時11分に顧客情報の流出が始まったとされる。同行が流出を把握したのは9月30日14時50分で、流出は17時7分に終了したとされる(出典: 21)。同行は10月2日の告知で、9月30日に顧客の個人情報を含むサーバーへの身元不明のハッカーによるアクセスと流出の形跡を確認したとし、関連サービスの中断と外部IPの遮断などの緊急措置を完了したとしている(出典: 2)。
同行は金融監督院に、REDISシステムの脆弱性を狙った攻撃と推定されると報告している。金融監督院は10月3日の時点で、「市中銀行を狙ったAIハッキングとは異なる類型」と把握していると説明した(出典: 21)。同行は現在までAIによる侵入の痕跡を発見していないと説明している(出典: 33)。
ウリ銀行とNH農協銀行は外部からの攻撃を受けたが侵入防止システムが作動し、現在までに情報流出は把握されていないとされる(出典: 10, 15)。ウリ銀行は自社の分析報告書で、疑わしいIP 3個からのアクセス履歴9件を確認し、ファイアウォールで遮断したと伝えられている(出典: 23)。セマウル金庫中央会は新韓銀行から情報を抜き取ったのと同一の攻撃者IPからのアクセスの試みを確認して自社のセキュリティ機器で遮断し、農協相互金融にも似た侵入試行があったが防御に成功したと伝えられている(出典: 24)。貯蓄銀行中央会の統合金融情報システムにも外部IPからの侵入試行があったが、情報流出はなく、新韓銀行の事故に使われたIPとは異なるとされる(出典: 27)。
トス銀行では、金融保安院が10月1日に共有した侵害指標を受けて直近1年分の記録を点検した結果、新韓銀行を攻撃したIPのうち米国のIP 2個からの過去の接続の試みが見つかったと10月5日に伝えられた。1月24日にSSHで3回(外部に開けていない経路で、ファイアウォールの段階で遮断)、7〜8月にHTTPSで11回(すべて接続に失敗)。同行が国会議員に提出した資料による(出典: 40, 42)。同行の関係者は、IPの一致だけで同一の攻撃者の行為と断定するのは難しく、システム侵害や顧客情報の流出はないと説明している(出典: 41)。
業態別の業界団体が会員各社に確認した結果、保険会社1〜2社と証券会社1〜2社で攻撃者がシステムにアクセスした痕跡が見つかったと伝えられている。現在までに、情報の外部への流出やシステムの実質的な侵害の形跡は確認されていないとされる(出典: 37)。
### 業務用の外部接点が攻撃対象に
金融委員会の委員長は10月4日の冒頭発言で、現在までに把握された事故では、融資募集人、役職員などが業務上の便宜のために使う外部ウェブページ、サーバーなど、管理の関心が相対的に薄かった領域が攻撃対象に使われた事例が確認されていると述べた。同日の資料も、最近の侵害事案の原因となったシステムとして、融資募集人、委託業者などの外部の人員と役職員が使用するシステムを挙げている(出典: 6)。
金融当局は侵害事案を3つの類型に分類している(出典: 25, 35)。
* 情報照会サービス: 本人確認の手続きなしに融資申請内容や企業代表者の情報を照会できるよう誤って開発されていた
* PBやRMなど職員向けの業務支援サービス: モバイル端末のアクセス制御の欠落、または権限なしにアクセスできるWeb脆弱性の放置
* ホームページ: 既知の脆弱性を突いたマルウェアの設置と顧客情報を含むログファイルの窃取、またはサーバーのメモリ破壊により任意のコードを実行して管理者権限を確保できる脆弱性
狙われたシステムの一部は、金融監督院の電子金融基盤施設の脆弱性点検と科学技術情報通信部の主要情報通信基盤施設の点検の対象外だった。両点検はインターネットバンキングなど顧客の取引、信用情報に関するシステムに重点を置いており、重要度が相対的に低いシステムの点検は大半が金融機関の自主に任されていると、金融当局と銀行関係者は説明している(出典: 32)。
金融保安院長は10月4日の会議後、攻撃の形態は情報を窃取する方式ではなく照会して集める方式で同じであり、DBへのインジェクションによる窃取ではなかったと説明した(出典: 34)。攻撃IPは銀行ではほぼ同一、貯蓄銀行は少し違うようで、手口は似ているとも説明している。貯蓄銀行は手口が同じでも同じ攻撃者ではないかもしれず、断定は難しいと述べている(出典: 28)。
金融当局は10月4日、7社の事故で「同一の攻撃者のIP」が複数箇所で見つかったと説明している。市中銀行を攻撃したIPと、貯蓄銀行、キャピタルを攻撃したIPは互いに異なるという(出典: 25)。金融保安院の担当者への取材では、攻撃には複数のIPが使われ、銀行別に2〜3個ずつ重なっていたとされる(出典: 22)。現代キャピタルの攻撃IPは、10月3日には新韓銀行と同じIPとされたが(出典: 23)、10月4日の金融当局の説明では市中銀行向けとは別のIPとされる(出典: 25)。
### 金融委員会が金融業界全体に緊急点検を要請
金融委員会、金融監督院、金融保安院は、9月30日に新韓銀行の侵害事案の届け出を受け付けた直後から当日に現場調査に着手し、事故原因と被害範囲を調べている。その後に届け出のあった金融機関の侵害についても調査を行っている(出典: 6)。
金融委員会は10月2日、事務処長の主宰で金融業界の「緊急状況対応会議」を政府ソウル庁舎で開いた。銀行6社、カード3社、銀行連合会、与信金融協会などが参加し、新韓銀行に続いて国民銀行など主要金融機関へのサイバー攻撃で追加被害が出たとして、外部からアクセスできるシステム全般の点検、認証なしに内部情報へアクセスできる経路の点検、攻撃IPなど脅威情報の共有を求めた。攻撃者IPや攻撃類型などの脅威情報はKISAなどの関係機関にも共有している(出典: 4)。
KISAは10月3日、「最近国内の金融業界および民間企業を対象に多数の侵害事案が発生したことに伴い」追加攻撃への備えが必要として、WebやAPIの脆弱性と認証情報の露出を優先して点検するよう勧告した(出典: 5)。
10月4日(日曜)には、金融委員長の主宰で金融監督院と合同で、金融業界全体を対象にした緊急点検会議が開かれた。金融保安院、各業態の業界団体、主要金融機関が参加し、科学技術情報通信部、個人情報保護委員会、警察庁、KISAも出席した。当局は10月2日の会議を受けて、金融業界全体にセキュリティ点検のチェックリストを配布している。委員長は、金融業界全体の迅速で徹底した点検と、外部接点の潜在リスクの最小化、消費者保護と被害補償、脅威情報の共有、「AI攻撃はAIで防御する」体制の構築を要請した(出典: 6)。
委員長は同じ発言で、不正決済などに直接活用されうる機微な情報が流出した形跡は確認されていないが、ボイスフィッシングやスミッシングなどの二次被害の可能性は排除できないとした(出典: 6)。
金融当局の説明として、金融監督院は金融業界全体の約500社に攻撃IPとセキュリティ上の留意事項を伝達し、緊急点検の期限を銀行とカードは10月6日、証券、保険、貯蓄銀行、電子金融業者などは10月8日とした(出典: 25)。
科学技術情報通信部は10月4日、KISAと緊急対応体制を稼働させたと発表した。CISOを届け出ている企業約2万8,000社に同日セキュリティ点検の勧告メールを送ったほか、金融保安院が確認した海外の攻撃者IPについてクラウド事業者に脅威情報を提供し、不正な活動の遮断など必要な措置を要請した(出典: 7)。同部は金融監督院から金融業界への攻撃に使われた海外のIPの共有を受け、KISAを通じて金融以外の業種に類似の被害がないかを調べている(出典: 36)。
警察庁のサイバーテロ対応捜査隊は、10月1日に新韓銀行、10月2日にKB国民銀行、ハナ銀行、BNK釜山銀行について立件前調査に着手した(出典: 13)。警察庁は10月6日、情報通信網法違反の疑いで立件したと明らかにした。正式な捜査に切り替え、サイバーテロ捜査隊の4チーム28人を専従の捜査チームに充てている(出典: 43)。
### AIを活用した攻撃の可能性に当局が言及
金融委員長は10月4日の冒頭発言で、「確定的に言うのは難しいが、AIを活用したハッキング攻撃の可能性も排除できない」と述べた*2。(出典: 6)
BNK釜山銀行は、10月1日21時ごろに「AIエージェントを活用した外部のウェブサーバー攻撃の試み」を受けたと説明している(出典: 12)。
中国語を中心に開発されたAIペネトレーションテストツール「ARTEX」への言及は、10月2日から4日にかけて次のように出ている。
* 10月2日、金融保安院の勧告として金融当局が金融機関の情報保護責任者に伝えた文書で、攻撃IPのインフラでARTEXが稼働した形跡が確認されたとされる(出典: 17)。
* 同日、セキュリティ企業の研究者がSNSで、攻撃に使われたとみられる一部のウェブサーバーのHTMLタイトルにARTEXの文字列があると指摘した*3。(出典: 9, 14)
* 10月3日、金融保安院の担当者は、最初に届け出た新韓銀行のログと攻撃者IPなどをさかのぼって調べたところ、ARTEXを活用した痕跡が出たと説明した。AIを活用して攻撃したのは事実だが、人の介入なしにAIが独自に攻撃したのではないとも述べている(出典: 22)。
* 10月4日、金融保安院長は会議後、手口からAIを活用したとみているが、攻撃の方式が速いのでそう推定しているのであって、エージェントを直接見たわけではないので確定はできないと説明した*4。IPにARTEXの痕跡があったとも述べた。(出典: 34)
10月2日の時点では、新韓銀行の事故について、実際の攻撃のどの段階までARTEXが使われたかは追加の確認が必要とされていた(出典: 17)。
### P2P融資2社の不正アクセス
同じ時期にP2P融資(オンライン投資連携金融業)の2社も不正アクセスを公表している。2社の不正アクセスが一連の攻撃と同じ攻撃者によるものかは明らかになっていない。PFCTは、9月27日3時30分ごろに外部からの不正な攻撃を受け、顧客302人の情報が流出した。氏名、住民登録番号、電話番号などを含むと伝えられている。同社は9月29日に自社ホームページに流出を掲載した。モウダ(MOUDA)は、9月27日12時から翌28日2時にかけて外部の第三者がウェブサイトに不正にアクセスしたとして、個人情報の一部が流出した可能性を9月29日に告知した。流出の可能性がある項目は氏名、メールアドレス、携帯電話番号などで、簡易融資の申請者については融資申請と実行の有無、KCBの信用スコア、年収、同社内部の信用等級なども含む(出典: 29, 30)。
PFCTの関係者は、攻撃を遮断しても突破しようとするパターンからAIによる攻撃と推定していると説明した(出典: 30)。金融保安院が10月1日に共有した新韓銀行の攻撃者IPをP2P融資業界が事後に照合した結果、一部のIPが重なったと伝えられているが、重なったのがどの会社かは示されていない(出典: 38, 39)。P2P融資は10月4日の緊急点検会議の参加対象から外れ、金融当局が説明した7社の事故にも含まれていない(出典: 25, 29)。金融委員会は10月6日にP2P融資の業界団体と情報流出が発生した業者を緊急に招集する計画と伝えられている(出典: 38, 39)。
### 関連タイムライン
日時 | 出来事
---|---
2026年9月18日 | イェガラム貯蓄銀行に最初のハッキング試行
2026年9月27日6時37分 | 現代キャピタルの住宅ローン募集人照会ページが攻撃を受ける
同日 | KB国民銀行への攻撃が始まる(23時19分)
2026年9月28日16時11分 | イェガラム貯蓄銀行で顧客情報の流出が始まる
同日 | 新韓銀行への攻撃が始まったと推定される(18時4分)
2026年9月29日9時30分 | 新韓銀行が攻撃を認知し、IPの遮断を開始
2026年9月30日 | 新韓銀行が最後のIPを遮断し、攻撃が止まる(0時15分)
同日 | 新韓銀行の侵害事案の届け出を受け、金融当局が現場調査に着手
同日 | イェガラム貯蓄銀行が情報流出を確認(14時50分)。流出は17時7分に終了
同日 | KB国民銀行が情報流出を確認
同日 | ハナ銀行の営業支援システムに不正な侵入が発生
2026年10月1日 | 新韓銀行が融資申込に関する情報の流出を公表
同日 | 警察庁が新韓銀行の件で立件前調査に着手
同日 | BNK釜山銀行が外部からのウェブサーバー攻撃の試みを受ける(21時ごろ)
2026年10月2日 | 金融委員会が緊急状況対応会議を開催
同日 | KB国民銀行とイェガラム貯蓄銀行が公式サイトで情報流出を告知
同日 | ハナ銀行が情報流出の形跡を確認し、該当顧客へ個別に通知
同日 | BNK釜山銀行が外部委託の開発要員の情報流出を確認(4時30分ごろ)
同日 | 現代キャピタルが攻撃IPと募集人照会ページを遮断(午後)
同日 | 警察庁がKB国民銀行、ハナ銀行、BNK釜山銀行についても立件前調査に着手
2026年10月3日 | KISAが企業向けセキュリティ強化の勧告を掲載
同日 | ハナ銀行が公式サイトに告知と謝罪文を掲載
同日 | 現代キャピタルが住宅ローン募集人の情報流出を公表
同日 | ウェルカム貯蓄銀行が自主点検で情報流出を確認し、金融当局に報告
2026年10月4日 | 金融委員会と金融監督院が金融業界全体の緊急点検会議を開催
同日 | 科学技術情報通信部がKISAとの緊急対応体制の稼働を発表
2026年10月5日 | トス銀行への1月と7〜8月の接続の試みと、保険会社、証券会社での痕跡が伝えられる
2026年10月6日 | 警察庁が正式な捜査への切り替えと専従の捜査チームの設置を発表
### 関連公表
#### 被害組織
* [1] 2026年10月2日 KB国民銀行「개인(신용)정보 유출 관련 안내」
* [2] 2026年10月2日 イェガラム貯蓄銀行「개인정보 유출 사실 통지 안내 및 사과문」
* [3] 2026年10月3日 ハナ銀行「개인(신용)정보 유출 관련 안내 및 사과문」
#### 当局、関連機関
* [4] 2026年10月2日 金融委員会「최근 발생하는 금융권 침해위협에 면밀히 대응해 나가겠습니다. - 금융위원회 사무처장 주재 「긴급 상황대응 회의」 개최」
* [5] 2026年10月3日 KISA 보호나라「최근 사이버공격 대비 기업 보안강화 권고」
* [6] 2026年10月4日 金融監督院「全금융권이 비상한 경각심을 갖고 침해위협에 대응해 나가겠습니다」(別添に金融委員長の冒頭発言)
* [7] 2026年10月4日 科学技術情報通信部「과기정통부, 금융권의 연이은 해킹사고에 사이버위협 대응체계 강화」
#### 報道
* [8] 2026年10月1日 聯合ニュース日本語版「韓国・新韓銀行 2万5千人分の個人情報流出=金融当局が緊急調査」
* [9] 2026年10月2日 聯合ニュース「신한은행에 '중국어 AI 침투' 흔적…해킹 공포 금융권 확산(종합2보)」
* [10] 2026年10月2日 ハンギョレ「나흘 새 은행 4곳 ‘동시다발 해킹’…금융권 넘어 정부 공격 우려까지」
* [11] 2026年10月2日 聯合ニュース「하나은행도 AI 해킹 뚫렸다…89명 개인정보 유출(종합)」
* [12] 2026年10月2日 ノーカットニュース「BNK부산은행 "개인정보 유출 확인 전 AI 에이전트가 해킹 시도"」
* [13] 2026年10月2日 京郷新聞「5대 은행 동시다발 공격 받았다···경찰 ‘AI 해킹 사건’ 즉각 내사 착수」
* [14] 2026年10月2日 ITデイリー「신한은행 해킹 서버서 ‘중국어 AI 도구’ 흔적 발견」
* [15] 2026年10月2日 聯合ニュース「은행권 전방위 해킹 피해…AI시대 금융 보안 비상(종합)」
* [16] 2026年10月2日 マネートゥデイ「AI 해킹 공격에 속수무책? 줄줄이 뚫린 은행들...개인정보 빠져나갔다」
* [17] 2026年10月2日 デイリーセキュ「[이슈 진단] ARTEX로 금융권 광범위 공격, 무신사·강남언니·신한은행까지…AI가 파고든 ‘API 권한검증’ 허점」
* [18] 2026年10月3日 MBC「현대캐피탈도 해킹‥주택대출 모집인 146명 정보 유출」
* [19] 2026年10月3日 保安ニュース「[은행이 뚫린다] 현대캐피탈 해킹 공격... 주택대출 모집인 146명 정보 유출」
* [20] 2026年10月3日 アジア経済「예가람저축은행, 해킹 피해로 고객 개인정보 유출」
* [21] 2026年10月3日 MBC「[단독] 예가람저축은행, 열흘 공격받고 이틀 털릴 동안 몰랐다」
* [22] 2026年10月3日 ヘラルド経済「[단독] 은행 연쇄 해킹 도구는 중국 ‘아르텍스 AI’…해커가 사용했다」
* [23] 2026年10月3日 SBS「한참 지나고서야 ‘아차’…줄줄이 당한 금융권 (풀영상)」
* [24] 2026年10月4日 聯合ニュース「AI로 상호금융까지 광범위 공격…"해킹 시도 훨씬 많을 수도"(종합)」
* [25] 2026年10月4日 聯合ニュース「"금융사 해킹사고, 동일 공격 IP 여러 곳 발견…AI활용 추정"(종합)」
* [26] 2026年10月4日 マネートゥデイ「웰컴저축은행도 해킹 공격…법인 고객정보 2200건 유출 추정」
* [27] 2026年10月4日 韓国経済「저축은행중앙회 전산망에도 해킹 시도…정보 유출 없어」
* [28] 2026年10月4日 アイニュース24「금융사 해킹 사고 "AI 활용 추정⋯은행권 공격 IP 거의 동일" [종합]」
* [29] 2026年10月4日 韓国経済「웰컴저축은행도, 온투업도 유출, 유출, 유출…금융권 비상」
* [30] 2026年10月4日 マネートゥデイ「추석 연휴에 털린 모우다·PFCT… 온투업권까지 퍼진 AI 공격」
* [31] 2026年10月4日 世界日報「동일 IP에 줄줄이 유출…당국, 금융권 연쇄 해킹에 휴일회의 소집」
* [32] 2026年10月4日 ソウル新聞「뱅킹망 막히자 직원용 시스템 뚫어… 은행 자율점검 허점 노렸다」
* [33] 2026年10月4日 ハンスギョンジェ「5대 은행 줄줄이 해킹당하더니…저축은행·캐피탈도 털렸다」
* [34] 2026年10月4日 マネートゥデイ「AI로 고객정보 ‘조회해 긁는’ 해킹…막아낸 금융사는 뭐가 달랐나」
* [35] 2026年10月4日 ニュースウェイ「금융당국, 500여개 금융사 긴급점검···취약 서비스 차단·보안통제 강화」
* [36] 2026年10月4日 ニューシス「"다른 업종까지 노렸나"…정부, '금융권 공격 IP'발 全업종 유사 피해 조사 착수」
* [37] 2026年10月5日 マネートゥデイ「[단독]은행 이어 보험·증권사도 '침투 흔적'…금융권 전방위 해킹 시도」
* [38] 2026年10月5日 朝鮮ビズ「금융 당국, 온투업권 긴급 소집… 공격 IP 연관성 확인」
* [39] 2026年10月5日 ニュース1「금융당국, 온투업권도 긴급 소집…공격 IP 일부 겹쳐」
* [40] 2026年10月5日 SBS「[단독] 토스뱅크에도 해킹 시도 있었다…신한은행 공격자와 '동일 IP'」
* [41] 2026年10月5日 ニューシス「토스뱅크서도 해킹 시도…일부 보험사도 공격 흔적 포착」
* [42] 2026年10月5日 ハンスギョンジェ「신한은행 해킹 IP, 올해 초부터 토스뱅크도 공격 시도」
* [43] 2026年10月6日 ニューシス「경찰, '금융권 해킹' 본격 수사 착수…4개팀 28명 투입」
### 更新履歴
* 2026年10月6日 新規作成
*1:KB国民銀行、ハナ銀行、イェガラム貯蓄銀行は自身の告知による。イェガラム貯蓄銀行の規模と、ほかの4社の内容は報道による。
*2:原文は「확정적으로 말씀드리기는 어렵지만, AI를 활용한 해킹공격의 가능성도 배제할 수 없습니다」。
*3:報道が引く投稿の表現は「해당 인프라에서 ARTEX AI를 운영됐을 가능성을 보여주는 정황」(当該インフラでARTEX AIが運営された可能性を示す形跡)。
*4:原文は「공격 방식이 신속해서 그런 추정을 하는 거지 에이전트를 직접 본 건 아니니까 확정할 순 없다」。