一人暮らし用の部屋を借りた、現世滞在時の拠点のようなもの。
ある日、玄関ポストにタオルが入っていた。
なんとなく嫌な気がして、桑名と開けてみると、そのタオルに「私の方がもっと彼の素材を活かせる、プロデュース出来る」的な文が長々と刺繍されていた。
きっと桑名が昨日サラッと挨拶しちゃったあのおばさんからかな、ストーカーみたいになったら困るな、この拠点気に入ってたのにな、とか思っていると桑名が「大丈夫、僕はずっと君のそばにいるから」と笑った。
それから桑名は何故か1人分しかない焼きそばを食べ始めて「君も食べたかった?」ってまた笑った。