「💎、悪ぃが、後は頼んだわ」
「面倒をかける」
自分を見て話す2人に、徐々に弱まる心音に、💎は否が応でも理解してしまう。
耳を押さえてしゃくり上げる⚡️が視界の端に居て、それが何よりの証拠に思えた。
「じゃあなァ」
「達者でな」
そう言って頭を預けあった2人はそのまま目を閉じて動かなくなった。
楽しそうに微笑んで、残った腕と指の欠けた手を繋いで。
「馬鹿野郎、そういうのはなぁ、事前に言っとくもんだぜ。なぁおい、満足そうに逝きやがって。良くやったよお前ら、宴で見送りとはド派手じゃねぇか。………ゆっくり休めよ」
💎の言葉の後に続いて、皆の咽び泣く音が一日中響いた。