「んや…俺は大丈夫だけど」と暗がりの中で小さく丸い瞳が心配をまとって揺れる。
「あのさ、この前調べたんだけど…」と日置はネット上の眠れる方法を試そうと提案する。ストレッチしたり、ホットミルクを作ったり、いろいろ試すのだけど、まさかの日置が途中で寝落ちするという結果に。
ぐっすり眠る恋人をベッドまで運び、「(今日も無理か)」って諦めモードの渡会だけど、隣で眠る日置が「…ん、大丈夫だよ」って寝ぼけながら抱きしめてきて、その温もりと安心感に久しぶりに瞼が重くなる。
翌日、渡会は昼近くまで寝てるし、のっそり起きてきた姿が冬眠明けのクマみたいで思わず笑っちゃう日置。