ペリリュー 楽園のゲルニカ:米軍の上陸により守備隊はほぼ全滅。わずかに残った30数名の将兵は、反攻を期して待つこと2年以上、終戦も知らず来る戦いに備えるのだが。警備がザルの米軍物資を窃取して、さらに1年以上は耐えられる辛くも楽しい潜伏生活。「生き残る、」も何もヨユーじゃん。何これ。
『この世界に片隅に』と同様に、日常描写の比重が大きすぎ、戦場と言っても楽しいことがあるんだよと延々見せつけられる。食糧はまだしも、軍服は破れもなく清潔感に溢れ、『野火』で見た底の抜けた軍靴もない。毎日腹いっぱい食って漫画を描いて過ごす日々。なぜこれが評判になったのかさっぱり。