5012は9361がセーフスペースとして機能するって事実自体を利害の一致からだと思っていたし、どんなにじゃれ合っていても一線引かれているんだと思っていたはずなんだ。計算高い男で、どこまで知ってもそれが本性じゃないように感じられていた、だけど知れば知るほどそれが愛で、自らに向ける情の深さは末恐ろしいほどで、どうしてそう育ってしまったのかと思えるほど熱くて目も当てられず、黙認して放任して、それすら理解を拒んで離れてみて静けさを知り、味気なさを正当化しながら相手はどうしているのか考えていて…思考をせしめた男を酷く苦しめたことに気づいたあと残ったものは狼狽で、自分がどう報いればいいかすら分からないんだ