ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 10hガラスのなかの少女/ジェフリー・フォード 交霊会に舞うひとひらの蝶。1羽の魂は何を語るか。館で出会うシンパシー。人間の尊厳、アイデンティティ。暴き出す闇。人の群れは歪みを飲み込み、小さく大きく傾いでいく。大恐慌下で現れた、少女が導く真相は、闇の深淵を覗き込む。 061
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 04/10/2026戦う操縦士/サン・テグジュペリ 敗戦が色濃い状況下の中。飛び立つ極寒の空。眼下に広がる文明の崩壊、右往左往する人間の縮図。生と死。極限の状況で人は何を思うのか。大切なものとはなにか。深い思考の果てにたどり着く信条。意義と釣り合う問題自身の意味。 1100
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 02/10/2026誠実な詐欺師/トーベ・ヤンソン 雪に閉ざされた世界を見つめる金の瞳は、遠くを見据え、眠る悪意を嗅ぎ分ける。号令はひとつで在らねばならぬ。野生を抑え、従える。ひとつの夢のために。関わりを持てば均衡は崩れ。世界は彼女を除く者たちで築き上げられる。彼女だけが、弾かれて。 1161
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 01/10/2026仕事 ある女性の物語/オルコット オルコットらしい、静謐で力強い物語。自分の力で人生を切り開くのは、たやすいことではなかった時代。様々な職業と出会いの中で、彼女が培ってきた心と技術は、彼女の大きな財産となる。出会いは不思議な縁でもあり、学び、考えることについて思いを馳せる。 090
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 23/09/2026タマスターラー/タニス・リー 大きな世界の縮図は、運命の輪を巡らせる。神が神であり、たゆたう蜃気楼のベール。暑くけむる人熱の波。月明かりの魔法は真実を育て、闇の中に隠れた愛を映す。6つの昼夜の幻想は、月の未来へ満ち、欠けて。そして7たびめに、また満ちる。 1141
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 23/09/2026机の整理ができたので、しまい込んでた古書を飾る。演劇のパンフレット???フランス語がわからぬのですが。紐で閉じるところに一目惚れ。アンカットなんだけど、前の持ち主はどうやって読んでたのか?疑問に思うのも楽しい。 0100
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 20/09/2026すべての善きベムが/フレデリック・ブラウン 思いがけぬ結末を迎える短編集。うかうかしていると、物語の中に取り込まれ、傍には見知らぬ誰かが。船は輝く夜空を漂いながら、戦いの結末を見届け、超高速で渦巻く揺らぎに惑わされ。ノックノック・ノック。ノックの音は扉から。どんな物語が続くのか。 080
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 14/09/2026巨星/ピーター・ワッツ 短編事に、自分の解釈の回路を試されるようだった。ハードSFの凄さを身をもって体感。倫理と論理の似て非なるものを、何度も突きつけてくる。最初の天使が抜群に好みで。なんだろう。この凄みってと考えた。もう、すごいとしか言いようのない語彙力が恨めしい。読んで。 2110
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 12/09/2026巨星/ワッツ 読み終わった! 自分なりに考察しながら、たぶん、わかったと思う。思考回路を駆使して切り替えて…。すんごいの読んだ。 2160
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 10/09/2026鮭のおもちゃ気に入っていただけたようで🤣良かったです。パリパリパリパリ…音鳴らして、無心に噛んでる。 0100
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 09/09/2026来月、ひとりで開催予定のブラッドベリ月間用の本を入手。 ★メランコリイの妙薬 あと、まだ巨星読み終わってないけど、おすすめいただいた ★ブラインドサイト(上) 入手。楽しみ🎶 上巻だけなのは、とりあえず読めるか不安なので🤭 1100
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 06/09/2026巨星/ピーター・ワッツ 読み始める。 ???だったのが、ああって気付いた瞬間。ワッツすげえ。面白い。 1100
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 03/09/2026結晶世界/J・G・バラード すべてが結晶化の道を歩んでいく、滅びゆく世界の生命体。命の限りをどこで迎えるか。安息、解放、その基準が曖昧に溶けていく。結晶化の意味は、深く、遠い。その距離を、しんしんと見詰めながら受け止める。 1223
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 28/08/2026廊下に植えた林檎の木/残雪 異形の文から生まれた異形の生活。斜めどころか真っ向から右往左往する、人間としての営み。トラウマ・欲望・恐怖という概念が、残雪の言葉の魔術で外側に引っ張りだされ、否応なしに見せる。顔を出した本能のグロテスクさ。「何を」でも「なぜ」でもない、あるがままに。 0311
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 27/08/2026レビュー書くものとか色々後回しになってますが、とりあえず読んでます。 時間配分が下手すぎて、ひいひい言ってます🤣 ★人生について/アミエル 060
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 21/08/2026鏡の角度/山尾悠子 とぷんと沈む。 降ってくる言葉とイメージのしずくに濡れそぼるように読んだ。言葉による、夢幻の世界の広がりは海より深く、我々を遠くへと連れ去る。 0171
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 16/08/2026幻獣の書/タニス・リー 鉤爪に引き裂かれ、永遠の命を持つ者が、白き手を添える男の身体。ざわめく囁きは暗がりで。とぼしい光を見よ。緑に輝く牢獄を。パラディスの都に深く遠くエメラルドの鈍い光。退廃的な霧に包まれた、呪われた屋敷に眠る幻想の真実。 0130
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 16/08/2026“ 少女神”第9号/フランチェスカ・リア・ブロック ポップでリアルで時にはファンタジックな、少女たちの痛みと日常。ニューヨークやロサンゼルスを舞台に、彼女たちの流儀が溢れだす。悩みは尽きなくても、少女は進む。甘いキャンディかと思ったら、パンチの効いたほろ苦さ。でも人生は前に進むのだ。 080
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 14/08/2026移動祝祭日/ヘミングウェイ 修行時代に過ごしたパリの思い出を、晩年になって振り返る回想録。カフェ、街歩き、貧しさ、全てが糧となった時代。尊敬しながらも、嫉妬や競争心を感じた同年代の作家たちとの交流は、赤裸々に描かれながらも、虚栄心や辛辣な評価に自己演出っぽさが滲む。ヘミングウェイの人間味が楽しい。 0200
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 11/08/2026星の時/クラリッセ・リスペクトル 貧しいタイピスト、マカベーアの人生には、幸せという概念が希薄だ。持つ者と持たざる者。無自覚の傲慢さが垣間見える。自分はどうだろうかと、ふと思う。主人公にならない・なれない、その選択は、自分が持つべきものであるはずだ。男は、マカベーアたちについて語る。 0130
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 08/08/2026ケルト幻想物語/W・B・イエイツ アイルランドに伝わる、妖精や魔女が蠢くケルト民話集。と言ってしまうと素っ気ないが、幻想的で、常若の国が垣間見え、恐ろしさも含んだ物語が詩的に語られている。素地を生かし、余白を残しながら、異界の空気を運んでくる。 0161
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 06/08/2026すいかの匂い/江國香織 子供たちの目を通して見る、少しいびつな世界は、大人には見えないものが見える。ほんの少しのヒビが、時には思わぬ気配を連れて。やわらかく、あたたかく、脆い、そのまなざしは、永遠ではないのだから。夏の日差しがはらむ、不穏な空気と秘密の匂いが、少女たちとたゆたう。 090
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 03/08/2026誰かがいる部屋/A・M・バレイジ 目に映る光は温かいのに、手をかざすと幻のように温もりは消え去る。哀愁とノスタルジーの余韻は、わたしを過去へと連れ去っていく。懐かしい景色に忍び寄る、灰色の影は静かに恐怖を湛えて。派手さはなくても、何かがかけてしまったように、喪失感をもたらす恐怖。 1170
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 02/08/2026完璧な夏の日/ラヴィ・ティドハー スーパーメンシュと呼ばれる異能者たちの戦いの物語ではあるが、存在の本質を問う物語。人間としての存在、異形としての真理。残酷が蔓延った時代の狭間に生まれた者たちが、立ち止まってしまった、あの夏の日。 1140
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 30/07/2026ひとつの町のかたち/ジュリアン・グラック 過去に過ごした思い出の町。原石のような言葉の煌めきは、ただ語られているだけで、目の前に景色が立ち上る。歩き疲れた身体を休めるカフェ。通った学校。週末に身を寄せた叔母の家……。過去と現在の境界線が滲むように、現れては消える、ナントの町並み。 0140
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 23/07/2026会社で育ててるホヤさん。去年もこの花芽が出たけど、このまま枯れちゃったんだよね💦 今年は咲いてくれるのか...(๑° ꒳ °๑) 去年は初めての花芽だったからか、5個だったけど、今年は結構あるので期待中🍀*゜上手く咲いてくれるといいなぁ。多肉植物とかも一緒にぼいぼい突っ込んじゃって、適当に育ててるのに🤣 0120
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 19/07/2026若い小説家に宛てた手紙/バルガス=リョサ 手紙形式で書かれているので、堅苦しい文学理論ではなく読みやすい。一人称二人称三人称による、語り手の違いが目からウロコ。時間や入れ子構造のテクニック紹介もコンパクトでわかりやすい。これから小説を読む時には、今までとは違う視点でも楽しめそう。 0110
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 13/07/2026紫苑の園・香澄/松田瓊子 武蔵野に佇む、紫苑や花々に囲まれた美しい邸宅。そこは、共同生活で育む、教養と優しさの園。主人公だけではなく、邸宅に暮らす少女たち全ての、静かだけれど深い、成長の物語。 0150
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 12/07/2026スキャナーに生きがいはない/コードウェイナー・スミス 運命の糸を手繰り寄せ、進化と共鳴の砂嵐の中、星の海を翔ける。機械の体で手に入れるもの。手放す栄誉。ただ、人であれと感情は揺さぶる。冷たい眠りから目覚める世界。祖であり、祖でなきたった一つの存在が証明する、生きているという意味。 2181
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 07/07/2026構造素子/樋口恭介 わたしがいる。世界がある。書く。話す。思う。他者とは、存在するとはなんだろう。交差し通り過ぎ、残るもの。データ、デバイスが更新され、上書きされ、繋がっていく未来。増殖し、バグが書き続け、残していく未来。問い続ける。存在の証明。 0120
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 05/07/2026とりあえず読み終わった。でも、絶対とりあえずな気がする😭 難しいけど面白かったんで、もう1回ちゃんと考えながら読み込む! 060
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 02/07/2026何もかも理想とかけ離れていた/樋口恭介 透明なガラスで覆われた、ナノ、ビット、マクロ、ミクロなテクノロジー。夢の夢の夢で会いたい人の声は小さく。画面で見つめる大きな都市。無限に魅せる広大の次元は形成され。あなたの会いたい人は生身ですか?画面の中の喪失感。高度な技術は人を遠ざける。 0100
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 29/06/2026もののあはれ(ケン・リュウ短編集2)/ケン・リュウ シェイプしていく片隅に、残る真実を点す。隆々と昇る思い。思いがけず出逢う人。形が全てを司るのではなく、命はかたちを変えても残り、続いていく。 0120
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 28/06/2026今週も予定通り読み終わった。嬉しい。楽しかった。最近、だいぶ目が疲れやすいから、オーディブルとか検討中だけど、やっぱり紙の本が好きなんだよね。没頭しすぎなきゃいいんだろうか…。 1160
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 27/06/2026うたかたの娘/綿原芹 人によって、好みが分かれそうな作品。幻想的な人魚伝説とは少し違いますが、こういうアプローチが好みな方には刺さるかも。湿った空気と息苦しさ、溺れそうな人の裏側。人魚が純粋であるが故に、その願いが破綻を呼ぶ。静かな不穏がじわりと空気を重くする過程は好みでした。 0130
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 26/06/2026レーナとヒキガエルの紳士/ミリアム・ダーガン&ニコラ・ディガール ジュリア・サルダのイラストで購入を決めた本。引っ込み思案で無口だけど、思慮深いレーナの機転と勇気。ヒキガエルの言い分も少しチクリと胸を刺す、大人向けの童話。 0110
ちびあんすも @apricotplum131.bsky.social · 18/06/2026家庭用安心坑夫 猿の戴冠式/小砂川チト 日常の漠然とした不安と、幼い頃に刷り込まれた記憶がシェイクする、シュールな世界に巻き込まれ、ひと筋縄ではいかない。内面に閉じていた世界が、輪郭を持って現実に現れるその手腕は、小砂川チトさんにしか書けない。読後の奇妙な味わいは格別だ。 090