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リンネ☀️🌙

@aizakirinne.bsky.social
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TGCF、MDZS、🏔️、🪷楼あたりの二次創作短文を流すかも。メインは曦澄。 30↑成人済み。 よく古墳へ行く。 各所↓ lit.link/aizakirinne

PostsRepliesMedia
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 16h
日付変わらないとダメみたいね どうでもいいポストしてた ポストできるかな?とか うぇぶぼにお返事したご報告ポストが送信できなかった笑 元のアカウントではお返事直後に凍結だったし🙃 もしこちらご覧でしたらメッセージいただいた分全てお返事しておりますー!
000
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 17h
あら。またXくんポストできないわ。 今度は1日の上限かしら。
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 21h
「ま、まあ、ほら。曦臣兄さんが元気になったなら作戦成功ってことで。やだな睨まないでよ忘機兄」 「どうしよう、江澄が今夜泊まるって言い出したら?藍湛がこっちに泊まるか?」 「何言ってるの魏兄」 「姑蘇寮で何を騒いでいる」 曦臣と江澄が去った談話室に、今度は低い声が響いた。 「ここは清河寮ではないのだぞ懐桑」 「兄上!」 やって来たのは聶明玦だ。 「曦臣は戻ったか?忘機」 「はい、ですが」 「来客か。ならいい。急ぎではないからな」 そう言って茶会の席に加わった。 「少し面白い話があってな。曦臣を巻き込んでやろうと思っている」 「面白い話?」 「ああ。お前も興味があるのではないかな」 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 21h
「あとこれ。結構美味かったので」 江澄が茶葉の袋をテーブルに出すと「これはあの店の」と曦臣は目を見開いた。 年末のまだ遠くない日、江澄を連れていった店でお互い少量ずつしか買えなかったものだ。 「味見してください。あなたの行きつけだから俺が言うのもおかしいですが」 「……、晩吟、それなら私が買った茶の味見も君にしてもらわなければね」 窺う表情は少しだけ怯えているようだった。 これではどちらが庇護者なのだか。 「私の部屋に来てくれないか。その、嫌でなければ」 「江澄が連れて行かれた」 無言で見送ってしまってから魏無羨は呆然と言った。 江澄を人身御供にするつもりではなかったのに! #寄宿学校曦澄
040
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 07/10/2026
サプライズ演出は配信されないのー
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 07/10/2026
パレデスは出場停止処分中だけど合宿には合流してたんだね
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 07/10/2026
Xくんでうるさくしすぎて呟けなくなってしまった まだ試合終わってないのよ メッシ代表引退試合
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 05/10/2026
オメガバ曦澄esシリーズ最終話 [R-18] 真愛 | 藍咲リンネ www.pixiv.net/novel/show.p...
pixiv.net
[R-18] #12 真愛 | es - 藍咲リンネの小説シリーズ - pixiv
たいへん長らくお待たせいたしました 薄い本発行から1年近く経過しましたので最終話公開します
031
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 30/09/2026
「それは君の善意ではないか」 「そうですよ。善意であって我儘でもある。あなたが何に悩んでいるか知る由もない俺は、ただあなたに元気になってほしかった。あなたの都合なんかお構いなしに」 「江晩吟、怒っている?」 「別に。ただ面白くはないですね。久しぶりに見たあなたの顔色がそんなでは」 「……そんな酷い顔をしているかな」 「鏡持ってないんですか」 「参ったな」 ふたりのやり取りに忘機は苦い顔で黙っていた。 曦臣が江澄の失礼な物言いを受け入れているからだ。自分は見たことのない、少し情けなくもある兄の姿。 曦臣に元気になってほしかったのは江澄だけではないがそれができたのが彼だったのだ。 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 30/09/2026
不誠実な私に似つかわしくないのに。君の声を、言葉を、嬉しいと思ってしまう。 気付いていなかったのだ私は。 人に親切にし寄り添い、善悪を示し時には導き、そうすることが使命で、それらは人々の為であると教えられ疑わなかった。 全て、自分自身の為だったのに。 「……まあ、仮にそうだったとしましょう。でもそれの何が悪いんだ?」 空の器を紙袋にしまいながら江澄は言った。 「他人に割を食わせてばかりだと言うなら問題だが、自分を優先したって当たり前でしょう。このスープだって俺が勝手に押し付けたものだし、俺の気持ちを優先したってことですよ。余計なお世話かもしれないけど、これは悪いことですか?」 #寄宿学校曦澄
040
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 27/09/2026
春の日はまだ少し先の筈だ。 しかし芽吹くかもわからない花の小さな種は、その気配を感じただろう。 「私に言いたいことはないの」 曦臣は江澄に訊いた。 「言ってほしいなら、言いますが」 曦臣が頷くのを見て江澄は指折り数えながら朗々と謳い上げる。 「食事はきちんと摂ること。どこか具合が悪い時は素直に医務室へ行くこと。無理して学校へ行かないこと。悩み事なら相談する相手をみつけること。もっと自分の心身に耳を、何故笑うんです」 「すまない。本当に私ときたら、なんて自分本位なのだろうか」 「あなたが?」 江澄も様子を見守っていた三人も首を傾げたけれど曦臣は薄く笑うだけで目を伏せた。 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 23/09/2026
ずっと思い詰めていた目元がふっと緩んだ。 器を両手で包み込めばその温かさが身体に、それから心に行き渡る気がした。 曦臣はスプーンを手に取って、汁物を口に運ぶ。 それからすぐに、もうひと口。 江澄は曦臣の隣に椅子を引っ張って行儀悪く頬杖をついてその様子を眺めた。 正直、一匙飲んで終わりかと思っていたが曦臣はゆっくりとだが器を空にした。 忘機たち三人は見て見ぬふりをする。 はたして雄鶏は鳴いたのだろうか? 「もし気に入ったならまた持ってきますよ」 夜食用にたまに作るので。 それが、曦臣に余計な気を遣わせない為の言葉なのは皆わかっていた。もちろん言われた曦臣自身も。 「ありがとう」 #寄宿学校曦澄
040
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 22/09/2026
「ああ……」 曦臣は視線を江澄から外さぬまま、曖昧な返事をした。 勧められるまま腰を下ろし、カップを置かれてやっとそれに目を向ける。 「いや、私は、」 席を立とうとする曦臣の前に江澄が持参した紙袋を置いた。重たい音がした。 「これは?」 「食欲がないようだと聞いたから」 紙袋から汁物の器を取り出し蓋を開ける。 「無理することはないけれど、汁物なら口が不味くても食べやすいかと思って」 それもポタージュなら胃にも優しい。 「……これは君が……?」 ゆるゆると曦臣は江澄を見上げた。 懐桑がすかさずスプーンを曦臣の方へ押しやる。ティースプーンだけれどこの際何でもいい。 「温かいな」 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 17/09/2026
スイパラいつ行こうかしら
000
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 17/09/2026
なるほど 冬な気はしていた笑 あなたの季節は【初冬】 ・人との距離感はやや遠め ・感情をあまり表に出さない 【季節診断】みんなもやってみてね!#Makko ma-kko.com/shindan/kvp4wk
ma-kko.com
あなたを季節にたとえると?春・夏・秋・冬のどれ?
020
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 15/09/2026
「それはいい」 注目を集めているテーブルに勧められても着席したくはないが、ここにいれば曦臣が帰ってきたらすぐにわかるだろう。玄関でうろうろする不審者になるよりはマシだ。そう考えて椅子を引き寄せたところで、廊下の生徒が一瞬静かになったのがわかった。 藍曦臣。 しばらく会っていなかったが、話に聞くより酷い顔色だと思った。 「曦臣兄さん、おかえりなさい!」 腫れ物に触れるような空気の中、懐桑が努めて明るく声を掛ける。 ゆっくりと顔を上げ、そちらを見た曦臣が一番に認識したのは立ち竦んでいる江澄だった。 「やあ。……お茶会かい?」 「曦臣兄さんもどうぞ座って?今お茶を淹れますから」 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 15/09/2026
「え!誘ってないの?」 「誘う必要なさそうだと言うか」 「どういう意味?」 「多分、もう少ししたらわかるよ」 ちらっと扉の方を見て魏無羨は言った。 急にあいつの気が変わったり怖気づいたりしなければ。 「始めてよう。ほら藍湛、甘いのとしょっぱいの、どっちが好きだ?」 魏無羨が小皿に菓子を取り分け忘機の前に押しやる。それをしばらく眺めた後、忘機は蓮の実をひとつ口に入れた。 「何やってるんだ」 その時、談話室に紙袋を下げだ江澄が現れた。 「江兄!一緒にどう?」 「みんなが覗いてるから、何かあるのかと来てみたんだ。約束ってこれか魏無羨」 「江澄は忙しそうだったから声かけなかったんだよ」 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 14/09/2026
姑蘇寮の談話室では一角に机をくっつけてクロスを掛けた急拵えのテーブルセッティングが完成した。 扉は基本的に開放されているので通りかかる寮生が覗いていく。 昨日の今日で用意されたにしてはなかなか豪華な茶会だ。 クリームを絞ったケーキはないけれど日持ちする焼菓子類はある。 ジャムのクッキーやドライフルーツ入りのパウンドケーキ、チョコレート、月餅、塩味のサクサクの蓮の実も。 真ん中に懐桑が分けてもらってきた温室で咲かせている花を飾り、準備は万端。 藍曦臣が、足を止めてくれたらまずは成功なのだが。 「魏兄、江兄は誘ってくれたんだよね?」 「うーん、それなんだけどさ」 魏無羨は頭を掻く。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 14/09/2026
紙袋に蓋をした器と、あの店で買った茶葉も入れた。曦臣が買ったものとは別の銘柄だし汁物が気に入らなくてもお茶なら飲んでくれるに違いない。 時計を見れば、上級生のカリキュラムもそろそろ終わる頃だ。 江澄は少々急ぎ足で姑蘇寮へ向かった。部屋を訪ねるのは気が引けるので玄関辺りで渡せるといいのだけれど。 厚手のパーカーを羽織って出てきたが夕刻は風がなくとも肌寒い。 敷地内の落葉樹がいっそう冬を際立たせ、気持ちまで凍えてしまいそうだ。 しかし道の脇に掃き集められ山になった落ち葉を見て「芋でも焼くか」と呟いた自分の素晴らしいアイデアに、安っぽい感傷などすぐにどこかへ消えてしまうのだった。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 14/09/2026
「藍湛たちと約束があるんだ」 そう言って魏無羨はさっさと部屋を出ていった。 邪魔者がいなくなって助かったと、江澄は冷蔵庫から鍋を取り出す。 何を作ってるのか訊かれるのも面倒だし、これが何の役にも立たなかった時お互い気不味い。 鍋の蓮根を汁ごとミキサーにかけ、 滑らかになったところで鍋に戻しもう一度温める。 昨日半分残しておいた方をすり下ろし、それも鍋に入れる。 最後に生姜と豆乳を入れて味を見て、江澄には少し物足りないくらいの塩を足した。 鍋ごと、というのもどうかと思ったので電子レンジ対応の器を食堂で借りた。たっぷり入るが鍋に1/3程残ったので後で義兄にも分けてやることにする。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 13/09/2026
江澄誕に作りたいお菓子は決まった 脳内では上手くできてる脳内では
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 13/09/2026
何の為の仕事か 書き物ちょっとしかできなかった🥲
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 13/09/2026
愚痴です ボランティアで事務作業持ち帰って、私物のPC、プリンタ、コピー用紙を使ってるんだけど、まあ自分の仕事を楽にする為でもあるんだけど、作業指導書を更新してなくて(ボランティアしてる内に私がやることになってた)、でも変更点は手書きで修正されてるのだけど変更なしの部分をしばらく経ってからこれって何ですか?とか訊かれるとじゃあ今まであなたは何をしてたんですかって訊き返したくなるよね 休みが多くて忘れちゃった? 説明してその通りにやってた筈の仕事もしばらくするとわからなくなっちゃうみたいなんだけど たまに何故私がボランティアやってんだって思う ホントはダメなやつだと思うんだよねー
000
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 10/09/2026
自己満足ここに極まれり。 俺なんかに心配されたくないだろうけれど迷惑ならこれで最後にしよう。 迷惑だなんてあの人は言わないけど顔を見ればわかる。 第一。 先に踏み込んできたのは向こうなのだ。むしろこれくらいの迷惑、押し付けたっていい。 それにもし、もしも、いや。考えるのはよそう。 考え過ぎると身動きが取れなくなる。棘のある蔦に絡まってしまうように。それを断ち切るのは容易ではないことを自分でもよくわかっている。そしてその棘は周囲にいる人間までも傷付けるのだ。 江澄はもう休もうと眉間を揉んでデスクライトを消した。 「おやすみ」 『それにもしも、』 眠りに落ちる瞬間に浮かんだのは。 #寄宿学校曦澄
040
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 10/09/2026
首尾よく目当ての菓子をみつけた魏無羨は他にもいくつか好物を見繕って、鞄にしまった。 明日放課後になったら姑蘇寮に集合だ。 義兄が明日の予定を確認しているのと同時刻、江澄も明日の行動を考えていた。 すぐ寮に帰って仕上げれば夕食までの時間に余裕を持って届けられる。だが約束を取り付けていないのにいきなり訪ねて大丈夫だろうか。 会えないなら会えないで藍忘機に届け物を頼んでもいいのだが、ほとんど口を利いたこともなくどうも苦手な相手だった。 その時は義兄に間に入ってもらえばいいかと、ベッドに寝転んでいる魏無羨を振り返った。 あまり詮索されたくないし、できれば本人に直接渡したいけれど。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 07/09/2026
夕食を終えて部屋に戻ると江澄は鍋を冷蔵庫に入れた。 小さな鍋だが冷蔵庫も小さいので中にあったミネラルウォーターの類は出されてしまった。 煮込まれた蓮根が何になるのか、誰の為に作っているのか。 全ては明日の事後報告を待とう、と魏無羨は緩む口元を戒める為に自分の頬を叩く。 もしかして作戦は中止した方がいいかも知れないけれど、それはそれで楽しみにしている懐桑や何より兄の為にできることがないかと悩む藍忘機のことを考えたら、このまま続行する方に傾いた。 「ま、勝手に茶会を開くだけだし」 「何か言ったか?」 「いーや?あ、そうだ。まだ仕送りの菓子ってあったよな。藍湛に食べさせてやるんだ」 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 07/09/2026
「そろそろ夕食の時間だな」 時計を確認して江澄は言った。電気鍋のスイッチを切ってコンセントも抜く。 「何か作り始めるから今日は食堂に行かないのかと思った」 「ばか、これは俺のじゃなくて明日、あ」 「明日?」 「……腹減ったろ。行くぞ」 江澄は鍋に蓋をして義兄を先に部屋から追い出した。 もしかして、これは。 わざわざ作戦に巻き込むことないんじゃないか? きまり悪そうな義弟の顔を見て、魏無羨は余計なことを言うのは止めた。 懐桑は雄鶏と言ったけれど、無理に鳴かせたところで相手には届かない、きっと。 だけどあなたの為に鳴いたなら、心を開いてくれますかね? 是非そうであって欲しい。 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 06/09/2026
故郷は蓮根の産地だ。 今の時期はもうあまり新鮮ではないのだが、それでも他の日持ちする果物や菓子と共に送られてくるのはその味をふたりが恋しがるからだった。 部屋で調理する蓮根料理はほとんどが塩と唐辛子で味付けした炒め物か汁物だ。他の具材はまずない。 だから先日のように骨付き肉と一緒に煮込んだ汁物などは寮食にリクエストできた時しか食べられないのだ。 江澄は手早く半分にした蓮根の皮を剥くと粗く刻んで鍋に入れ、もう半分は一旦布巾に包んで置いた。 鍋の蓮根には顆粒のスープの素を入れ、火加減を弱にする。 魏無羨は頬杖をついてその様子を眺めていた。 準備された調味料の中に唐辛子はなかった。 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 06/09/2026
「何持ってきたんだ?」 江澄の態度など気にすることもなく、魏無羨は荷物を覗き込む。 「……調理器具?」 「ああ」 寮の部屋では電気調理器なら使用が認められていて、小さなホットプレートの類はどの生徒も持ち込んでいた。もちろんふたりの部屋にもそれらはあるのだが、江澄が調達してきたのは普段の焼いたり煮たりするだけでは使わない道具だ。 江澄は一旦道具を置くと、今度は実家から送られた食材を漁る。 「悪いな。ちょっとうるさくする」 「それはいいけど」 「よかった足りそうだ」 食材を並べて頷くと、江澄は夕食前の今からさっそく調理するつもりなのか洗面所で念入りに手を洗った。 「……蓮根?」 #寄宿学校曦澄
040
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 05/09/2026
いずれにせよ弟の前では吐き出せない悩みもあるかも知れない。 忘機はそっと部屋を出た。 「あれ?江澄いないのか?」 冷え込んだ自室の明かりを点けながら魏無羨は言った。 ベッドの中も覗いたけれど、やはり同室の義弟は不在のようだ。 「どこ行ったんだろ。話があるのに」 茶会の真似事の誘いだがそれが藍曦臣の気を引く為だと知れば断られるような気がして、余計な情報を義弟が得る前に言質を取ってしまいたかった。 やがて義兄が待ち侘びる部屋に帰ってきた江澄は両手に何やら荷物を抱えていた。 「おい、先に帰ったなら暖房を点けろ」 寒がりという訳でもないのだが江澄の語気は魏無羨に対しては強かった。 #寄宿学校曦澄
040
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 04/09/2026
聶明玦と話をすることで兄が立ち直るならそれでいい。 ただ、今の兄には聞こえる声も届いていないのだという気がする。 意固地なところがあるのは自分だと思っていたけれど、兄にもそのような一面があったのだと忘機は初めて気付かされた。 とにかく、茶を淹れよう。 明日使う茶葉を準備しながら兄と来客の為の茶を淹れた。 実家から送られてくる茶葉の他に兄が自ら買っている銘柄がいくつか。いくら兄の好みでも勝手には使えないから忘機は無難な青茶を選んだ。 茶杯を受け取った曦臣は「ありがとう」と微笑むけれどその顔にはやはり陰りが見えた。 お前まで気落ちするなと明玦に言われているがなかなか難題である。 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 04/09/2026
作戦と呼ぶには少々稚拙だが少年たちの無邪気さは下手な説教や正論より有効かも知れない。 お腹が空いていいことなどない、というのは聶懐桑と魏無羨共通の見解だ。 今日のところは寮に帰って、それぞれ準備に取り掛かることにした。 忘機の様子から何か悟られるかと懸念はあったが、曦臣の方が弟からも距離を置いている為問題はないようだ。尤も忘機が用意するのは茶葉くらいのものだから別段日常と変わった点がある訳でもない。 それに、曦臣自身が予想していたであろう来客があったことから忘機の行動に目を向けることもないだろう。 「曦臣、しばらく顔を見ないが変わりはないか」 と、大人な気遣いの声が聞こえた。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 30/08/2026
「特別好きな菓子がないなら、珍しいものはどうだ?雲夢のオススメを持って来てやる」 魏無羨の言葉に忘機はこくりと頷いた。 「金子軒がいればなあ、高い菓子を持ってこさせたのに」 「場所は食堂を借りる?」 「談話室なら、部屋へ行く際にちょうど前を通る」 「じゃあそこにしよう。お湯はあるよね?」 「ポットがある」 「よし。それじゃ魏兄は江兄に作戦を伝えて。まさか見捨てたりはしないよね?」 「まさかそんな」 (むしろ、その逆だと勘違いしてそうなんだけど) 「忘機兄はともかく、私や魏兄よりきっと曦臣兄さんの好みもわかるでしょう?」 「なかなかプレッシャーだな」 「普通に誘うだけでいいから」 #寄宿学校曦澄
050
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 30/08/2026
「姑蘇寮の生徒は食に執着がなさすぎる!ねえ、私たち成長期なんだよ?」 珍しく、聶懐桑が息巻いている。 「うちなんて運動系クラブに所属してる生徒が多いからか他の寮より肉類が多く出るのに、みんな足りなくておやつを買い貯めしてるのに」 「うちだって実家から届くのは食べ物と相場は決まってる」 手を挙げて魏無羨が言った。 「……姑蘇寮でも、皆間食くらいはしている」 「それにしたってだよ藍忘機!美味しいお菓子で盛り上がってるところを曦臣兄さんにみせつけようって作戦なのに、君ときたらちっとも食べ物に興味を持ってくれないんだもの」 必要なだけの食事は摂っているつもりの忘機はむぅ……っと黙った。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 26/08/2026
図書館で会わないなんてどうでもいい話だった。 求められたのはそんな話ではなかったのに自分は曦臣のことを何もわからないのだから答えようがない。 薄情な後輩、だろうか。 彼の状態を知らなかったのだから心配するも何もないのだが、知ろうともしなかった。 何故、図書館に来ないのか。忙しいからだと自分を納得させて、けれど耳に入る雑音は怖くて。 あの人は俺じゃなくたっていい。 わかっているフリで本当ははっきりさせたくなかっただけだ。 俺に何かできることはあるだろうか。 今更会いに行ったところで何の意味もないかも知れないけど。 「ちゃんと食事してないと言ったな」 江澄は少し考えて部屋を出た。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 25/08/2026
変わった様子と言われても、最近彼を見たのは演奏会の時だけで会ったとも言えない。それ以前は別に気になる様子もなかった。が。 「どうした?」 「……図書館でよく顔を合わせていたのですが年明け以降は一度も」 思い上がったことを言った気がして江澄は慌てて付け加えた。 「待ち合わせていたとか、約束をしていた訳ではないのですが」 それを聞いて、そう言えば醜聞に近いような噂を耳にしたのを聶明玦は思い出した。くだらないと聞き流していたがその時点で曦臣と話せばよかったと少しだけ後悔した。 目の前の少年が孟瑶の代わりではないと曦臣は言った。自分はそれを信じた。 間違いではなかったのだろうな?曦臣。 #寄宿学校曦澄
040
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 25/08/2026
「江晩吟、藍曦臣と親しくしていると聞いているが」 今更、そんな話か? 「……そうですね、おそらく」 「おそらく?」 「いえ。何でもありません」 「曦臣とは会っているか?」 「新学期に入ってからは機会がありません。演奏会もありましたし、忙しくされているのでは」 「そうか」 わかりやすく聶明玦の表情が曇る。 「あの、何かありましたか」 誰にとは、訊けなかった。だが名前を出さなくても同じことだ。 「知らないのか」 睨まれて江澄は背筋を伸ばす。 「あいつは食事もまともにせず学校にいる以外は部屋に引き篭もっているそうだ」 「えっ」 「何か変わった様子はなかったかと、尋ねたかったのだがな」 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 25/08/2026
寄宿学校曦澄、前のお話はpixivにあります
000
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 25/08/2026
部屋が、狭い。 身も蓋もない感想は口に出さず、江澄は清河寮長であり生徒総代、加えて友人の兄である聶明玦を自室に迎えた。 現在は一人部屋の彼にも相部屋時代があったのだから当時はさぞ不便だったろうと想像に難くない。 いや、下級生の頃はこれほど体躯も立派ではなかったのだろうか。今度懐桑に訊いてみよう……と意識が他所に向いてしまうのは威圧感から逃れる為か否か。 「江晩吟」 椅子が壊れないだろうか等々失礼なことを考えていた江澄も促されてやっと向かい合わせに座った。 何か問題を起こしたのならまず雲夢寮の監督生や寮長から注意がある筈だ。それがいきなり総代とは、緊張するなという方が無理である。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 25/08/2026
そして今、再び現れた彼に対して。本当に同じ人物なのかと、孟瑶とはこんな生徒だったろうかと薄っすらとした気味悪さのようなものを感じていた。それが彼が転入してきてから今日まで接触しなかった理由だ。 それにしても……。 (全くの無関係という訳ではあるまい。それが意図したものかどうかは別にして) 金光瑶の登場が藍曦臣に何も影響がない筈はないのだ。 善くも悪くもあの頃のふたりは、 聶明玦は首を振った。 (善くあってほしかったのだが) 姑蘇寮に向かう前に、雲夢寮に向かうことにする。 金光瑶に言われたからではないが江晩吟には会っておくべきだろう。 まだ一対一では話したことがなかった。 #寄宿学校曦澄
030
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 23/08/2026
このタグの連載でXアカウント凍結されたのかなと思うので続きはこちらで書いていこうと思います タグ連載途中経過 #寄宿学校曦澄 | 藍咲リンネ www.pixiv.net/novel/show.p...
pixiv.net
#曦澄 タグ連載途中経過 #寄宿学校曦澄 - 藍咲リンネの小説 - pixiv
Xのタグ連載(#寄宿学校曦澄)をお読みいただいている方向けです 連載しているアカウント及び避難用アカウントも凍結の為 この後は避ブルスカにて連載を続けます こちらはKaleido続編の途中のものです 後に改めてまとめて更新しますので、タグ連載をお読みいただいている方以外は続編とし
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 23/08/2026
異議申立てしたくても、ログインしてるのにログインしていませんて出る 数ヶ月後に急に解除したよって来たって人もいるなあ 最初のは異議申立てまでいけるから同じ回答が繰り返されようと何回もするしかないのか
020
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 23/08/2026
もうどうしろというんだろう 避難用アカウントも凍結した タグ連載がダメな気がする 避難アカウント他にちょっとしかポストしてないし タグだって一度に大量にはしてない ひとりが同一タグずっとポストしてるからおかしいと判断されたのだろうか 最初に凍結された方、解除の為の認証画面がそもそも出てこないし
000
リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 19/08/2026
Xアカウント凍結中
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 25/03/2026
ステそし明日マチネ行きます
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 12/11/2025
去年出した本はまだちょっと在庫あるけどそろそろしぶで公開しますかねー。年が明けてからかな。
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 12/11/2025
たまに来て宣伝か linkco.re/vCQ0XQmG
linkco.re
Edge of Chaos by Scavenger
Album • 2025 • 7 Songs • 30 mins
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 02/05/2025
壁打ちも止まったままだな……
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 11/03/2025
急ぎのご連絡もないからまあいいか……。
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リンネ☀️🌙 @aizakirinne.bsky.social · 10/02/2025
ダム湖と蝋梅
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