「どうして人々は、女性が男性と対等かどうかを問題にしうるのでしょうか! あたかも、子供を産んだ母親が、父親と対等でないかのように! ……私は、男性と女性の才能に、いかなる相違も認めません。……女性の過小評価は、社会の一夫多妻的生活を証すものです。我々は事実上、まだ一夫多妻制の中に生きているのです。……私が生活と文学の中に見るところでは、結婚生活が破綻した時は、大部分の場合、罪は夫の側にあります。……妻に罪がある場合でも、夫にかなりの共犯関係があるのです」
(カレル・チャペック『マサリクとの対話』石川達夫訳、成文社、1993年、pp. 78-9)