ロシヤ語でもегерьという言葉があり、古い言葉ですが「猟師」や「狙撃兵」を表し、明らかにドイツ語のJägerの借り物で、おそらく十七世紀以降(『天才作戦家マンシュタイン』角川新書、2025年、p. 97)にロシアにも入って来たんでしょうが、そういえばпанцирьという言葉もあります。こちらは「鎧、甲殻」で、元の言葉のように戦車も意味するようにはならなかったようですが、装甲艦や装甲列車などの「外殻」を表す場合はあるらしく、なかなか細部の認識は重要です。ピーチェルの正式名称も当初は「ピーテルブルフ」とオランダ語っぽいものが入り混じっていたらしい。
軟音記号が末尾についているのが帝政時代っぽい。