「研究には多少の主観が含まれているにしても、……複数の視点からの分析により「間主観的」に精度を増す」
(山下大地『ヴァンパイア・リヴァンプド』国書刊行会、2026年、p. 405)
偉大なる我が第二の指導教官Κ畑先生はナチ時代がご専門ですが、東ドイツの選挙について、政権与党とは距離を取っている勢力には、なぜか「物資不足」などで用紙などが十分に回ってこないという不思議なお話を存じておられ、僕はどのような意図が裏にあるかすぐに察せられましたが、「そこには何の悪しき意図もない」と信ずる、人の善意を決して疑いもしない純粋無垢な人も世の中にいるという受け入れがたい事実を数年後に直視することになりました。