自分は女性が歴史的にどのような立場に置かれてきたかという話題に関してはまったく無知ですが、確実に言えることは、戦前のチェコスロヴァキアには、ミレナ・イェセンスカーという女性ジャーナリストがおり、論争的な主題を断定的な口調で述べて「炎上」していたようですが、とはいえ読者からの投書に答える彼女は「ミレナ」と親しまれ人気を博し、そして読者や友人との私信を読む限り、彼女の論争的な口調は、独立直後の新興国で文壇の「活性化」を目論む編集部の意向で「作られた」ものだった可能性が高く、しかし一時期まで彼女は、その経歴がごく一時的だったにもかかわらず「カフカの彼女」としか知られていなかったという点です。