【蝶の道行】
(ちょうのみちゆき)
美しい花々が一面に咲き乱れる大和の野辺。
恋仲の助国(すけくに)と小槇(こまき)が北畠・桃井両家の御家騒動の犠牲となり、主家の若殿や息女の身替りとなって死んでしまう。
助国と小槇は生前の姿で登場し、二人の出会いや共寝をした喜びを踊る。
二人は花に飛び交う蝶をうらやんでいたので、死後その蝶になって秋の花園で道行をする。
置きは「世の中は夢か現かありてなき蝶となりしが」と唄う。
後半は二人とも蝶に化身して狂い、地獄の業火に焼かれる責め場となる。
最後には二人は静かに重なり合い息絶えていき幕となる。
●背景:蝶となった二人と青い蝶🦋🦋✨
#イラスト