結局ビーマの子犬顔に負けて言うことを聞いてしまう。
寝転んでいるビーマの頭を持ち上げて、自分の膝によいせと乗せる。
ビ「……膝がかたい…よくマスターは文句言わなかったな」
ヨ「殺すぞ、文句言うなら歌わん」
ビ「……。」
振り落とされてはかなわない。と腹に腕を回してしがみついてくるビーマに呆れつつ、背中をぽんぽんと一定のリズムで叩きながらハミングする。
生前だってこんな事あまりした事がない。
それをまさかビーマ相手にする事になるとは。
心臓がばくばく音を立てるが気づかないふりをして子守唄を歌い続ける。
暫く自分の歌声だけが部屋に響いていたが、そこにビーマの静かな寝息も混じる。