ビーマが自分に笑顔を向けてくるだけでも大変な事だが、皆には内緒な。とお手製の菓子を手渡してくるなんて生前ではあり得なかっただろう。
これ以上は高望みだ。
そんな自分らしくもない事を考えるくらいには、今の関係を壊したくないと思ってしまった。
ビーマとこれ以上の仲になりたい、しかし、今の関係を壊したくないという悩みと、周回疲れが重なって談話室でうとうと船を漕いでいると誰かが目の前に立った気配がした。
ビ「ドゥリーヨダナ?寝てるのか?」
どうやらその人物はもっぱらの悩みの原因であるビーマだったらしく、目を開けるのも億劫だったので寝たふりを決め込むことにした。