ビーマと会う約束をした日時が近づき、嫌々ながら出かける準備をする。
日曜日の午後なんて最高の時間を過ごすべきなのに、何が悲しくて前世の宿敵のために時間を取らねばならんのだ…。
髪を整えぶつぶつ言いながらジャケットに腕を通す。
腕時計を確認するとそろそろ出なくてはならない時間だ。
一応約束したからな、遅刻などしたら社会人として示しがつかない。
さっさと会ってさっさと帰ろう、意を決して玄関の扉を開いた。
休日だからか、やはり駅前は人通りが多かった。
がやがや騒がしい人々を掻き分け、目的地へと足を向けると見慣れた姿が目に入った。